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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2017-11

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乙女座の園 第2エリア(3)

 こんばんは、神無月です。
 taka様、初めまして。えーと、現在おむつ女装からはやや遠ざかっておりまして、しばらくおむつモノは書かないと思います。ご了承下さい><
 強制女装モノでありながら、陵辱には鳴らないような方向性を目指していますので、温かく見守ってくだされば幸いです。

 では開幕っ。

(3)

 翌日。この日は火曜で、良介はシステムのメインテナンスにもどっていた。
 こんな風にまともに会社にいられる時くらい、男性の服を着て働きたいのに、「一日でも多く、女の子らしくしていなきゃダメ」という、社長と留美の意見により、彼はOL制服を着せられていた。最近ではこの服のまま、女子社員に混じって昼食を食べに出るようになっている。良介は、だんだん慣れてきそうな自分が怖かった。
 そんな、日常的とは必ずしも言えないが、ウェイトレスとして働くよりはずっとましなこの日にも、
「非常事態だ」
「だからって僕につけを回さないでください」
 OL制服を着せられた良介を前に、春香はまじめな声を出す。
「当園の目玉の一つである、第二エリアの遊覧船《Lakeside Swan》の担当者が交通事故にあった。我々はこの事態に対処すべく、早急に代替要員を確保しなければならない」
「補欠とかいなかったんですか」
「いればこんな事態にはなってないのよ。そんなわけで、りさちゃんには遊覧船の添乗員をやってほしいの。添乗員の台詞を作ったの、りさちゃんでしょ?」
「……たしかに、企画部の手伝いに駆り出されていたころに考えたものですけど、添乗員の衣装を考えたのは僕じゃありませんし、あの衣装を着るのは御免です」
「大丈夫よ、似合うから」
 はぁ、とため息をつく良介。春香の勢いを考えれば、ここまできた以上断るのは難しいだろう。
 それに、女子高生の集団の中で、彼女たちに混じるのもそろそろ限界に近付いている。下手にぼろが出る前に、女子高生たちのグループから離れた部署に移るのも悪くない。遊覧船の添乗員ならば、同僚は一気に少なくなる。現在の部署よりはるかに安全だ。
 ただし。その添乗員の衣装や仕事内容を考えに入れなければ。
 前に来ていたウェイトレスの制服も、まるでバレエの衣装のようなものだったが、今度はまさにバレエの衣装そのものだ。要するに、チュチュである。これまでのように生脚を露出しなくていいものの、真っ白なタイツはそれはそれで恥ずかしい。
 上半身は、ウェイトレスの制服とほぼ似通ったデザイン。色は純白で、白鳥をイメージしているので胸元にはファーがつけられている。ウェイトレス制服のスカートも短いが、こちらはチュチュとあって、そもそも下半身を隠すというためのものではない。大きく横に広がっていて、下半身は完全に薄い生地一枚しか隠してくれないのだ。
 そんな恥ずかしい衣装を着て、園内に作られた大きなプールを巡遊する遊覧船の添乗員をしなければならない。しかも、添乗員は一人だけで、一度に80人ほどを運ぶ遊覧船の前に立ち、彼らを案内するのだ。
 つまり……女子高生たちに露見する危険がなくなる代わり、彼女たちの集団に紛れることができない状況で、チュチュのような衣装を着たまま、お客さんの目にさらされる。それはそれで、恐ろしく恥ずかしい。
「大体、ウェイトレスのほうはどうなってるんですか。やっと見習いから解放されたと思ったのに」
「あら、ウェイトレスを続けたかったのならごめんね。ピンクの次は、レモンイエローだったかしら。りさちゃんなら似合うでしょうね、可愛いから」
「話を逸らさないでください」
 良介の言葉など聞いていない。そんなとき、総務部の部屋に宣伝部長が入ってきた。
「おー、春香にりさちゃん。ちょうどいいところに」
「あら、どうしたの」
「お断りします」
 平穏に挨拶を返す春香と、話も聞かずに先手を打つ良介。しかし宣伝部長は全く気にせず、
「ちょおっと宣伝用ポスター作るのに人が足りないんだわ。だから、りさちゃん借してくれない?」
「どうぞどうぞ。ご自由に」
「待って下さいって! っていうか宣伝用ポスターって……」
 宣伝部長は騒ぐ良介を捕まえたまま、撮影スタジオまで引きずって行った。
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