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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2017-09

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半強制女装(1)

 昨日の続きです。カテゴリでまとめる都合上、昨日の一部からそのままお楽しみ下さい。

 * * *

『半強制女装』(1)

 僕の平穏な大学生活は、何の前触れもなく上京してきた妹に女装姿を見られたその日から一変した。
 以下の文は、妹に命じられてその顛末をつづったものである。

 僕は高校卒業後、山梨の実家から、東京の西郊にある私立大学法学部に進んだ。当然一人暮らしだ。僕は一人暮らしを初めてすぐに、これまで家族にも内緒にしていた趣味を本格的にスタートさせた。
 秘かな趣味……それは、女装趣味だ。僕は昔から、女性の身体よりもそのまとっている衣服に対して強い憧れを抱き、秘かに着てみたいと思っていた。家族と一緒に住んでいる身としては、色々と不都合があるのでなかなかおおっぴらには出来なかったが、一人暮らしなら誰に気兼ねすることもない。
 すぐに僕は、通販で女性用のスーツと、下着を一揃え用意した。スーツは就活に着るような、さわやかな黒のスカートスーツ。下着もベージュの大人しいものだ。
 髪は少し伸ばしていたが、男性としても違和感のない髪型。化粧道具も揃えて、時々……週に一度くらい、化粧から何からきっちりと女装する。
 そんな時、僕はたいてい女装するだけで満足する。それは確かに性的な興奮も覚えるけれど、自慰行為にまでおよぶと終わった後の自己嫌悪が激しい反動となって襲いかかるので、女装を初めて半月もしてからは、女装した時には自慰を行わないことに決めた。
 僕の女装に対するスタンスは、女性になりたいとか、女性として振る舞いたいとか、そういうものではないのだ。だから女装は週に数時間程度。女装したままで、大学のゼミの準備をしたり、本を読んだりする。僕としてはそれだけでも楽しかったし、逆にそれ以上の女装をする気はなかった。
 そうして一年が過ぎた、二年生の春のある日。
 そしてその日も僕は、女装したままで、今週行われる模擬裁判の資料をまとめていた。
「平成16年の最高裁判決によると……あー、面倒くさいなぁ」
 僕は溜息をつき、判例をまとめたレポート用紙を睨む。民法は、僕にとっては苦手な分野だった。刑法の方がよほど楽しい。
 考えがまとまらず、僕はコーヒーカップを持って台所に向かう。コーヒーメイカーからコーヒーを注ぐ。その時、玄関で何か音がした。郵便受けにチラシが投函された音だろうと気にも留めず、居間兼寝室にしている六畳間に入ったその時、
「きゃあああっ!」
「わぁっ!」
 いきなり甲高い悲鳴。そして、男の驚く声。もちろん、後者が僕だ。とっさに女性らしい金切り声を出せるほど、女装に馴染んではにない。
 そしてその、悲鳴を上げた女性は……
「マキ?」
「お、……お兄ちゃん!?」
 目の前にいたのは、今日ここにいるはずのない、高校生の妹の姿だったのだ。

 *

 驚く妹に、僕は渋々告白した。今まで秘かな女装趣味があったこと。実家暮らしの時は隠していたが、一人暮らしを初めてからは、時々女装をしていたこと。妹は驚きながらも、どこか納得した表情だった。
「お兄ちゃんって、妙に女の子受けするくせにモテなかったものね。女の子たちも、お兄ちゃんのことを異性としては見られなかった、ってことじゃないかな」
 話を聞き終えた妹は、まずそんなことを言った。そして思案顔のまま、
「そうね……持ってる服は、それだけ?」
「うん。やっぱり、変だよね。男なのにこんな服着てるなんて。すぐに脱ぐよ」
 僕は着替えようと、立ち上がりかけた。さっきからずっと説明にかかりきりで、スカートスーツも化粧もそのままだったのだ。その僕の手を、妹は掴んできた。
「ちょっと待ってよ。変だなんてひとことも言ってないじゃない。似合ってるわよ、本当に」
「あ、ありがと」
 真顔で言われて、ちょっと照れた。
 そして、妹は僕の顔をまじまじと見たあと、にっこり笑って肯いた。僕は少し警戒した。妹がこういう笑い方をするのは、大抵ろくでもないことを考えついたときだからだ。
「ふぅん……そうね。ねぇ、お兄ちゃん。女装趣味があるなんてことが父さんにばれたら、色々まずいよね?」
「……マキ?」
 ぎくりとして、僕は妹を見る。うちの親父は昔ながらの男尊女卑思想の持ち主で、古生代の化石ばりに頭が固い。学費を出してもらっている身としては、親父に女装趣味を知られることだけは避けたかった。
「それは確かにまずいけど……でも、黙っていてくれるんだろ?」
「お兄ちゃんってば、女の子の服着てるのに、その言葉遣いはないんじゃない? あ、あたしもお兄ちゃんなんて呼んじゃいけないか。ね、お姉ちゃん?」
「マキ!」
 かっとなって、思わず叫ぶ。確かに僕には女装趣味があるけど、他人から女の子扱いされたいという願望はないのだ。しかも実の妹から、「お姉ちゃん」なんて呼ばれたくはない。
 しかし妹は、涼しい顔で笑っている。
「もちろん、お父さんに対して『お姉ちゃん』のことをしゃべったりはしないけど、その代わり……あたしの前では『お兄ちゃん』じゃなくて『お姉ちゃん』になって欲しいな。あるいは、この部屋の中では」
「そ、それって、どういう……」
 妹が何を言っているのか、何を考えているのか、僕には全く判らなくなってきた。「お姉ちゃん」になれ、だって?
 僕の女装姿を見て怒り出したり、軽蔑したりする方がまだ理解できる。本当に、何を考えているんだろう。
 そんな僕の心中を知ってか知らでか、妹はにぃっと笑って指を突きつけた。
「この部屋の中では、『お姉ちゃん』には女物の服だけを身につけてもらうことにするわ。だって『お姉ちゃん』だもの、当然よね。一応外では男のふりをしなくちゃいけないだろうから、外出用には女物と判りにくいものも用意してあげる」
「!!」
 やっと判った。妹は僕に、家の中でだけとはいえ、24時間の完全女装を望んでいるのだ。
「待てよ、別に俺はずっと女装していたいなんて気持ちはないって!」
「わるいけど、その格好で言われても説得力無いわ。そうそう、さっそく男物の服は梱包して実家に送るからね。今日中にはわたしの服も届くから、その中から良さそうなのを見繕って、『お姉ちゃん』にあげる」
「…………」
 ちょっと待て。今どこに話が飛んだ?
「それどういう意味だよ、今の!」
「ん? だから、今ここにある服は、実家に送るってこと。これから『お姉ちゃん』になる以上、不要だもの」
「そうじゃない! その次! なんでマキの服が俺の部屋に届く!?」
「あ……そうそう、忘れてた」
 妹はここに来てやっと、本来この部屋に来てすぐに始めるべきことを説明した。まぁ、僕の女装姿を見せられて、色々と混乱したせいだろうけれど。
「私、これからしばらく『お姉ちゃん』の部屋に泊めてもらうことになったから。とりあえずゴールデンウィークの間までだけど、よろしくね?」
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