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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2017-06

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短編「親友彼女」 その3

 どうも、神無月です。
 この日曜に更新しようと思っていたのですがすっかり失念してしまい、変則的ですが本日更新します。「続きを読む」からどうぞ。
 
  (その3)

 とつぜんの電話は、この段ボールの送り主──くだんの従妹からだった。通話ボタンを押して、
「もしもし」
『もしもし、祥兄ちゃん? 服、ちゃんと届いた?』
「届いたよ。ついでに言えば、服以外にもたくさん入ってたけど」
『あはっ、よかったぁ。ね、どう? 喜んでくれた?』
「……なぁ、もしかして、俺があんな服をもらって喜んでるって思ってるのか?」
『え、違うの?』
 意外そうな声が返ってきて、思わずこめかみを押さえる。
「なぁ、俺はもう高校生の、しかも、男なんだ。あんなワンピースやスカートをもらって喜ぶわけないだろ。まして、小学生の女子制服なんて、俺は高校生だぞ、高校生」
『えー、だってママ、祥兄ちゃんが喜んで受け取ってるって言ってたから、あの制服もきっと喜んでくれると思ったのに』
「まさか本当に、俺がワンピースやスカートを喜んでると思ったの?」
『うん』
 どうやらこの従妹は、社交辞令という言葉を知らないらしい。うちの母親がお礼半分、「おさがりの服をもらって喜んでいる」というのを、本気で真に受けていたんだろう。
 しかし察しは悪くないようで、すぐにこちらの言いたいことを飲み込んでくれた。
『なぁーんだ。てっきり祥兄ちゃん、あたしのおさがり着てるのかと思ってた』
「違うって。一応着られそうなのは着てるけど、スカートやなんかはさすがに着ないよ」
『そっか、ならいいや。じゃあ、着ないやつとか使わないやつは、そっちで適当に処分しちゃってよ。祥兄ちゃんが近所の子にあげてもいいし』
「ああ。でも、ありがとうな。着れそうな服があったら、ちゃんと着てるから」
『いいのいいの、気にしないで』
 ふと電話口の向こうで、何かいたずらを思いついたような間があってから、
『それよりもさー、祥兄ちゃん。祥兄ちゃんがあの制服を着たところを写メってほしいなーなんて思ってるんだけど、ダメ?』
「ダメに決まってるだろ。俺が女子制服着てたって、気持ち悪いだけだし」
『えー、祥兄ちゃんなら十分着られるし、似合うと思うんだけどなー。細いし、色白いし、可愛いし』
「お前な……」
 これ以上話を続けると、女子小学生の制服を着せられかねない。さっさと切り上げたほうがよさそうだった。
「それじゃ、また」
『うん、またね』
 電話を切って、ほっと一息つく。

  (続く)
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いいですね~ドキドキします。

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