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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2017-11

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『女児転生』 第二章(11)

 タコ凄いですね。と言われてピンと来る方もいらっしゃらないかも知れませんが、W杯のドイツチームの勝敗を占うあのタコです。ドイツの試合についてはすべて的中させたと言うことで、驚き半分、呆れ半分と言ったところです。

 さて前置きはこのくらいにしまして、本日「TS -Teacher Slave-」が発売されました。感じとしては『珈琲店の女装奴隷』に近いですが、ボリュームはずんと重くなっております。
 一方で女児女装物も少しずつ書いておりますので、そちらが好きな方は気長にお待ちください。では、「女児転生」の本日分、スタートです。

  * * *

 (11)

「ごめんね、ちょっとお電話がかかってきたから、遅くなっちゃったの。待ったでしょ?」
 ええ、待ちましたとも。こんな、いつ誰が入ってくるか判らないような場所に、下着姿でほったらかされれば、たとえどんな服だろうと、持ってきて貰えれば有り難いと感じるもんだ。
 俺は反射的に嫌味を言いそうになるが、ここが我慢のしどころだ。「別に」と言ってやろうかとも思ったが、迂闊なことを言ってせっかく目の前にある着替えを回収され、また下着姿で放り出されるのも困る。俺はじっと、口をつぐんだ。
 しかし冬花ちゃんは、俺を横目で見ながら、
「強がり言っちゃって。さっきまでこのお兄ちゃん、いまにも泣きそうな顔をしてたのよ。よっぽど、可愛い制服が待ち遠しかったんだわ」
「うん。お兄ちゃん、寧々さんが来たとき、すごく嬉しそうな顔してたよ」
 秋穂ちゃんがさらに追撃を加える。本人は悪意ゼロの無邪気な感想だけに、いまの俺にとっては辛すぎる。さらにとどめとばかり、
「仕方ないと思うわ。下着姿──それも、高校生にもなって幼稚園児みたいなパンツを穿かされているんだから、それを羞じるのは、とうぜんだもの。ま、女の子の服を着せてもらえるのを喜ぶのは、どんな理由があったとしてもどうかと思うけど」
 有里奈ちゃんが冷たい声で、フォローにならないことを言った。
 寧々さんは、ぼくが三人の女の子からいじめられているのを、楽しそうに見つめていた。そして、
「あらあら、ごめんなさいね。そうよね、山野君は高校生だから待てると思ったんだけど、でも心はちっちゃい女の子なんだものね。可愛いお洋服を着たくて来たくて、しょうがなかったんだものね」
「…………」
 高らかに響く寧々さんの揶揄を、歯を食いしばって聞き流す。寧々さんは俺の表情をじっと観察して、
「ふふっ、強がっちゃって、可愛いわね。でも、山野君お待ちかねの制服は、ちゃーんとここにあるからね。ほら、可愛いでしょ?」
「っ……!」
 目の前に差し出されたその「制服」を見て、俺は思わず叫び出しそうになった。ピンクを基調にした「制服」は、明らかに園児向けのスモックで、その下に、丸襟のブラウスとチェック柄のスカートを穿くようになっている。
 こんな幼いデザインで、しかもサイズは俺が着られるほどの大きさ。本気で、俺にこれを着せるつもりなのだ。さっきまで着せられていたワンピースも充分恥ずかしいデザインだったが、しかしこの、もはや言い抜けのしようもないほどに幼稚園児の女のの制服を着せられるのは──
「う……うぁ、やだ、嫌だ…………」
 なんでこんな服を、着せられなくちゃならないんだ。俺は耳を覆って、うずくまった。高校生のはずなのに、こんな──小学生の女の子たちにいいようにからかわれ、彼女たちの言うがまま、幼稚園の制服を着なくちゃならないなんて。口惜しかった。女児服を着せられることもだけど、こんな服を着るように命じられて、逃げることも出来ずにここまで来てしまったことが。
「もう、許してください……お願いですから、もう、これ以上は……そんな服、着たくありません……」
 俺は必死に、懇願した。もう、我慢の限界だった。小学生の前でみっともない、と言われようが何と言われようが、これ以上の辱めは真っ平だった。
 俺の懇願に、しばし沈黙が下りた。俺はじっと、彼らの次の言葉を待ち──

「あらあら、何を言い出すかと思ったら」

 しかし嘲笑を含んだ声が、頭上から冷水のように浴びせかけられた。 
「せっかく秋穂ちゃんが、連れてきてくれたのよ? あなたのために頼み込んで、制服を着せてもらえるように、してくれたのよ? それを今さら恥ずかしいからやめてくれ、だなんて、秋穂ちゃんがかわいそうじゃない」
「…………」
「しかも嫌がるにしても断るにしても、急に泣き出して駄々こねるなんて、それこそちっちゃい女の子みたいじゃない。ねぇ、秋穂ちゃん。いくら気に入らないことがあったり、恥ずかしいことがあったからって言って、急に泣き出して駄々こねたりはしないわよねぇ?」
 痛烈な正論だった。一旦は、俺に対して同情的に傾きかけた流れが、一気に逆転される。
「小学生に女の子でさえしないような、ちっちゃい女の子みたいなことをしちゃったんだもの。そんな情け無い『お兄ちゃん』には、幼稚園生の服がお似合いよね?」
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