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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2017-06

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体験入学 第二章(6)

 (6)

 茜と翠の姉妹に導かれるように、武生ははいはいをして廊下を進む。周りには、何事だろうと、何人もの参加児童や保護者が遠巻きに眺めていた。そんな観衆の中を進む彼の姿は、まるで本当の赤ちゃんのように頼りない。
「翠は、いい子にしていれば外には出さないって言ったけど、教師としてはそんな甘いことじゃあいけないもの。ほら、はいはいして」
 武生の懇願にもかかわらず、茜は彼を廊下へと連れ出した。学校見学で人気のある場所は、体育館やプール、運動場、あるいは三階四階の音楽室や理科室に集中していたが、通路として二階にいる見学者も多い。
 誰も彼も、茜の先導で廊下をはいはいする武生に注目する。一刻も早く視線から逃れたかった武生だったが、その屈辱に満ちた道行きは、さほど長いものではなかった。
 向かう先は、女子職員更衣室から数メートル離れたところにある、校長室。先ほどの小山内校長がいる部屋だ。
 茜は丁寧にノックしてから、中に声をかけた。
「失礼します。臨時講師の酒匂です。いま、よろしいですか?」
「……構いません。中で待ちなさい」
「失礼します」
 茜は重いドアを開け、入る。続いて武生が入り、最後に翠がお辞儀をしてドアを閉めた。
 小山内校長は校長席にいて、その前にいる三人の児童と話をしている。いずれも同じくらいの身長で、セーラー服に白いリボンという、深山小学校の女子制服だ。
 学年により、セーラー服の色は違う。それぞれ色が違うところを見ると、背丈は似通っていても三人は別の学年のようだった。
 一人は黒のセーラー服で、おかっぱで童顔の少女。一人はブルーのセーラー服に、やや冷たい大人びた顔立ちで、長い髪の毛を後ろで三つ編みにしていた。残る一人はピンクのセーラー服を着て、二人の後ろに立っている。髪はリボンを結んだツインテールで、あどけない顔によく似合っていた。
三人のうち、前に立つ児童二人は怖じることなく校長と議論しており、切れ切れに、こんな言葉が聞こえてきた。
「児童会の役員選出は……いささか重すぎ……」「しかし児童会の自律のためには、どうしても必要な……」「公正な判断基準こそが求められるべきと……」「すべてに亘って権限を委譲することこそ、児童の教育に資する……」
 小学生の会話とは思えない、難しい議論だった。やがて決着がついたのか、三人は揃って校長に頭を下げた。
「ありがとうございました。次回の児童会では、是非校長先生の期待に添えるよう、微力を尽くします」
「ええ、頑張ってくださいね」
「はい、それでは失礼します。……あ、酒匂先生」
 三つ編みの児童が、茜に気付いて挨拶する。おかっぱの少女は茜への挨拶もそこそこに、武生の姿に気を引かれたようだった。
「わ、どちら様ですかそちらの方は。お召し物は、深山小学校附属幼稚園児童矯正専用服とお見受けしますが」
 ヘンに丁寧な口調。どうやら日常的に敬語を使いつけているようで、何の乱れもない。茜は笑った。
「順番に紹介するわね。こちら、私の妹の翠。高校三年生よ」
「どうも、よろしくお願いします」
 頭を下げる翠。どうもご丁寧に、と言って、小学生三人が返事をする。次いで茜は、武生のほうに手をかざした。翠がすかさず、彼が口にくわえたおしゃぶりを外す。おしゃぶりから、よだれの糸が光った。
「こっちは柚川武生くん。翠の同級生で、来年この小学校を受験する予定の子よ。よろしくね」
「よ、よろしくお願いします……」
「はい。よろしくお願いしますね、柚川くん」
 こんな「お仕置き服」を着ているのが高校三年生の男子と知っても、しかも来年この小学校を受験する予定と聞いても、三人は全く動じず、丁寧に挨拶を返す。しかし翠は、武生をじろりと見てこう言った。
「ちょっと、武生! そんなおざなりな挨拶じゃあ、将来の先輩方に、失礼じゃない」
「え、あ、ごめんなさい! 竹尾ゆずか、深山小学校附属幼稚園の年長です! よろしくお願いいたします、お姉様!」
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