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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2017-07

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『女児転生』 第一章(17)

 GW更新第4弾。日ごろのご愛顧に感謝をこめて。

 話は唐突ですが、さいきんYoutubeを見ていて気になる動画がありました。

 この動画です。

 この、右側後ろにいる人が男性に見えて仕方ありません。背は高いですし、体つきもがっしりしていますし、それになんというのでしょう、いやいややっているせいで、余計に目立ってしまっています。もしかしてお姉さんか妹に、「ちょっとこの曲で踊って動画を公開したいんだけど、人数足りないからあんたも手伝いなさい!」「いやだよ、なんで俺が……」「うるさい、さっさとこれを着なさい! 振り付けは、あたしたちが踊ってるあとについて踊ればいいから!」「ちょっと、なんだよこのロリータ服、いやだよ、ハズいじゃん……!」なんて会話があったのでは──と妄想すると萌えます。

 馬鹿な妄想はここまでにして、本日分をどうぞ。

  * * *

  (17)

 そのあとはもはや、俎板の鯉だった。
 あらゆる意味で抵抗する気力をなくした俺は、先生に指図されるまま、襟もとの黄色いリボンを外し、ブラウスのリボンを外していった。男物のシャツとはボタンの位置が違うため、ボタンをひとつ外すのにもまごついてしまい、BGMのお着替えテーマソングと相俟って、かなり幼い仕草に見えたことは間違いなかった。
 ブラウスの下から、水色のボーダー柄キャミソールが覗くと、またもや同級生たちがいやな笑みを浮かべ、ひそひそと囁きあった。俺は無感動に、ブラウスを脱ぎ捨てて下着姿になった。
「はーい、愛美ちゃん、ちゃんとお洋服を脱ぎ脱ぎ出来ましたね? お兄ちゃんお姉ちゃんたち、愛美ちゃんに拍手してあげてー」
 先生は言いながらカセットを止め、同級生たちは一斉に、俺に向かって拍手した。
「良く一人で脱ぎ脱ぎ出来たわね。えらいわよ、愛美ちゃん!」
「妹がちっちゃかった頃思い出したなー。あんな感じだったっけ」
「制服姿も可愛かったけど、下着も可愛いわね。普段から、あんな感じのを穿いてるのかな?」
辱めの言葉が、教室中に渦巻いているようだった。しかし俺は、そんなことより気になっていることがあった。すがるような目で先生を見上げると、先生は、ぼくが脱ぎ捨てた制服を丁寧に畳んで机の上に置いていた。やがて俺の視線に気付いた先生は、
「あらどうしたの、愛美ちゃん。そんな、泣きそうな目をしちゃって?」
 口元に意地悪な笑みを浮かべ、わざとらしく訊ねてきた。
「そ、その…………き、着替えは……?」
 俺が服を脱がされているのは、そもそも次の授業の準備のためだ。だとすれば、とにかくこの際ブルマでも何でもいいから、体操服を渡して欲しい。高校生にもなって、今どき小学校でさえ廃止になったブルマなんて穿きたくもなかったけれど、少なくとも、同級生の前で下着姿をさらしつづけるよりは、なんぼうかマシだった。
 けれど、
「あ、お着替えね。ふふっ、そうそう、先生すっかり忘れてたわ。あのね、ごめんなさい。先生、お着替えを忘れて来ちゃったのよ。今からちょっと持ってくるから、それまでこの教室で、大人しく待っていてくれる?」
 な、
「なんだってぇっ!」
 ふざけるな。一体俺がどんな思いで、言われるがまま服を脱いだと思っているんだ。責めて他のクラスの連中には、この恥ずかしい下着姿を見られたくないからと思って、クラス中に勘違いされながら服を脱いだって言うのに。こんな土壇場にきて、けっきょく他のクラスの連中にまで見られなきゃいけないのか。
 俺は視線をうつむけて、ぶるぶると拳を振るわせた。こんな目に遭うんなら、一番最初に女装を強要された段階で、なりふり構わず逃げていれば良かったのだ。逃げ場を見誤ったばかりに、こんな屈辱的な目に遭わされるなんて──
 呆然とした俺を尻目に、先生は悠々と教室を飛び出し、同時に下着姿の俺を、同級生たちが取り巻いた。口々に「可愛い」だの「女の子みたい」だの、「ふだん家ではどんなお洋服を着てるんだよ?」だの「今度あたしのお下がりあげるわね」だの、好き放題言っている。
「……………………」
 俺は奥歯を噛みしめ、必死に激発を堪えた。いますぐこいつらをぶん殴りたくてたまらないが、多勢に無勢で何も出来ないことは目に見えているし、結果としてさらに恥辱に満ちた「オシオキ」が待っていることは容易に想像できた。せめていまの俺に出来ることは、俺をこんな目に落とし込んだ呪わしい神様とやらに対して、体操着を取りに行った先生が一刻も早く帰ってくるよう懇願することだけだったのだが──その願いも空しく、遂に授業終了のチャイムが鳴り響いた。
 隣のクラスも、うちのクラスで何やら大騒ぎがあったことに勘づいているだろう。このチャイムが鳴り終わった瞬間からどのような辱めに遭うのか。不吉な予感に、俺は戦慄した。
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