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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2017-07

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乙女座の園 第4エリア


 第4エリア グッズショップ《The Grass Slipper》

 (1)

 翌週の火曜日。午前中いっぱいでシステムのメインテナンスを終えた良介を、またもや社長が呼び出した。
「今日は宣伝部長のところに行って、また色々な服を着てちょうだい」
「何を着せる気ですか、今度は」
 良介はうんざりと答えた。着替えろと言っても、この社長が指定する服だ。普通の服であるはずがない。いや、いま着せられている女子事務服だって、十分に普通じゃないけれど。
「あたしも細かいことは聞いていないのよ。何でも、グッズショップの品らしいんだけど」
「…………、帰って良いですか」
「駄目よ。良いじゃない、似合うんだし」
 全然良くはない。グッズショップで取り扱っている品は、どれを取っても可愛らしい女の子向けのものばかりで、男の身で着せられて、外を連れ回されることを考えただけで憂鬱になってくる。
 例えば、各アトラクションの従業員制服のレプリカ。《Lakeside Swan》や《Sweet Spirits》の衣装も、店頭販売用に若干のアレンジを施されたまま販売されている。また、カテドラル《Bridal Dream》や、レストラン《Princess Party》では、若干値は張るものの、そこで使われている貸衣装と同じものを購入することが出来るようになっていた。こうした商品の売り上げが、実は《乙女座の園》の主要な収入源でもある。
 中でも第4エリアにあるグッズショップは、《乙女座の園》最大の服飾・お土産物売り場だった。
 12時を告げる鐘が鳴り響き、儚く消えたシンデレラの夢。その中で唯一硝子の靴だけが後に残り、そして、それを履けば再び夢は現実になる。そんな思いから付けられたこのグッズショップには、《The Grass Slipper》――硝子の靴、と呼ばれる。
 そんな美しい願いを込めて名付けられたグッズショップだったが、男性である良介にとっては、そこで取り扱われている商品を着用させられると聞いただけでげんなりしてくる。
 それでも反抗など出来るわけもなく、良介は、やれやれと首を振って宣伝部に向かう。入ると、
「おう、来たかりさちゃん。さ、ずいっと入ってくんな」
 相変わらず男前な宣伝部長が出迎えた。
 他の社員が出払っているのはせめてもの救いだったが、いきなり宣伝部長が差し出した服は、良介のそんな安堵を吹き飛ばすような一品だった。
「りさちゃん、早速で悪ぃんだが、コイツを着てくれ」
「ってこれ、こんなのありました?」
 良介は目を白黒させた。彼の手に押しつけられたのは、どう見ても対象年齢10歳以下、中学生でさえ着るのを拒むような、とんでもないセットだった。
 トップスの柄は、ベビー・ピンクとコットン・イエローのチェック。パフ・スリーブと言うよりはちょーちん袖と言った方がしっくり来るような袖の口にはゴムが入れられ、裾は3段のフリルになっている。ボトムスはデニムのサロペット・スカート。ただでさえ幼い印象のサロペットは、裾や肩紐にたっぷりつけられたフリルと、胸元の花形のアップリケのせいで、ますます幼いデザインになっている。
 またしても今度は宣伝部長に更衣室の一角に連れ込まれて、良介は彼女の目の前で、それまで着ていた事務服を脱がされた。それでも普段から女性用下着を身につけさせられているので、下着を剥ぎ取られないだけマシだろう。
 しかしそれは、考えが甘かった。下着姿の良介に、宣伝部長はこうのたまったものである。
「ほれほれ、全部脱げ。下着もだ」
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