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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2017-06

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体験入学 第一章(3)

 ……なかなか女装シーンまで入りませんね(汗)じわじわと押し込められるように、女装に至る過程を楽しんでくだされば幸いです。
 この「体験入学」のように、いくつかの私立小学校のページで「体験入学申込用紙」が手に入ります。興味のある方はそちらをダウンロードして、書き込んでみると楽しいかも知れません。でも、武生くんみたいなことを期待して出しちゃダメですよ(笑)

 さて、それでは再開っ。

 *

 (3)

 一ヵ月後。六月のさわやかな日差しがまぶしい、青と緑の季節だ。
 そんな清々しい、初夏の空の下。
 柚川武生はどんよりと曇った顔で、駅前の通りを歩いていた。彼の隣には、酒匂翠がいる。彼女も、いつもとは違いやや暗い顔つきで、何かを探すようにあたりを見回している。
 二人は別に、デートに来たわけではない。武生としては、できれば今すぐこの場を立ち去りたかったのだが、将来のことを考えると、とても逃げられない状況に至ってしまった。

 ……ひと月前に冗談で作成した体験入学申込書。あろうことか翠が本当に送付してしまい、さらに抽選の結果、みごと当選してしまった。そうして翠の住所(彼女は自分の住所から申し込んでいた)に「竹尾ゆずかちゃん 体験入学への案内」が届いたのだ。
 さらに文末には、「多数の応募者の中から抽選で選ばれた体験入学の機会ですので、理由なく参加を取りやめることはご遠慮ください」と書かれている。これでは、今さら冗談でしたとは言いにくい。いや、この案内を受けた翠は、さっそく詫びを入れて参加を辞退しようとしたらしいのだが、そうは問屋がおろさなかった。
 深山小学校は、その名声を駆使した情報収集能力をフルに使い、酒匂翠の交友関係から「竹尾ゆずか」に似た名前を洗い出していた。その結果、同級生として柚川武生の存在が浮かび上がっていたのである。そして彼の存在を突き付けられた翠が、彼が申込書を書いたことを白状してしまったため、武生はこの騒動の主犯として、深山小学校から追われる身に至ってしまった。
 たかが小学校と侮れないのは、深山小学校の校長は教育界における膨大な人脈を利用して、あらゆる大学から彼を追放することができる点にある。……冗談みたいな話だが、教育者の世界も狭いらしく、ある程度有名な人になれば、大半のところに顔は利くらしい。高校三年、受験を控えた身にとっては、十分に効き目のある脅し文句だ。
 そんなわけで、深山小学校長の小山内静子(おさない しずこ)校長から呼び出しを受けた二人が、彼女と面会したのが昨日のこと。二人はなるべく殊勝げに謝罪したが、小山内校長はそれだけで許してはくれなかった。この冗談に対する責任の取り方として、彼女が示した案は、二人にとって……とりわけ武生にとっては、恥辱と羞恥に満ちたものだった。
「冗談半分で申し込まれたうえ、そんな人が当選して結局参加しないのでは、他の本当に体験入学をしたかった子供たちに対して迷惑です」
 校長の女性は若く、三十代前半。才媛と呼ぶに相応しい、引き締まった容姿ときっぱりした口調の彼女は、こんな風に切り出した。
「あくまであなた方は、体験入学をしたくて申し込んだのだ、ということにしなさい。つまり、柚川武生君は申込みの通りに、女の子として体験授業と給食体験に参加し、この学校に対する知識と理解を深めてください。酒匂翠さんはその保護者として、この学校の校風を見聞してください。いいですね?」
「で、でも、高校生が行くのは無理があると思います。確かに武生は小柄ですけど、幼稚園生に混じるのはいくらなんでも……」
「そうですね。では、中学生と云う事にしましょう」
 翠の説得にも動じることなく、校長は即座に対案を出した。
「中学生の女の子が、学校の勉強についていけないので深山小学校でやり直したい。だからそれに当たっては、体験入学を受けて、小学生の中に溶け込めるかどうか試したい。……理屈としてはそんなところですね。多少恥ずかしい思いをするかもしれませんが、もとはと言えばあなた方の冗談が原因なのです。……異論は認めません」
 話し合いではなく、ほぼ一方的な通告だった。校長はおそらく、高校生の彼らを強引に体験入学に引きずり出す方法として、これを考え付いたのだろう。武生が童顔で華奢、中学生の女の子としても通る容姿だからまだ良かったようなものだ。あるいは、ごつい男だったらあっさりとあきらめたかもしれない。そのあたりは微妙だった。
 そんなわけで、6月末の日曜日には、武生は中学生の女の子として、小学校に体験入学しなくてはならなくなってしまったのである。
 それに当たっては、色々なものを用意する必要がある。さいわいその費用は、責任の一端を取る形で、翠が負担してくれることになった。しかしそれで買わなければならないものは、武生にとってとても歓迎できないものばかりになりそうだった。
 その、用意しなくてはならないものの手はじめが……。
「……ここね」
 地図を片手に街並みを見回しながら、何かを探している様子の翠が、不意に立ち止まって指をさした。その先にあるのは、「文月(ふづき)制服店」。深山小学校、及び深山小学校付属幼稚園の制服を取り扱っている、唯一の制服専門店だった。
 体験入学に当たり、校長から言われたのが服装だった。体験入学の際には、それぞれの児童が所属する幼稚園の制服を着てくるのが暗黙の了解だ。それがない以上、附属幼稚園の制服を着てきなさい、と言うことだった。
 制服店入口そばのウィンドウには、深山小学校、並びに附属幼稚園の制服が、男女の夏服合わせて4着、トルソーに着せられて展示されている。店の前に立った武生たちは、思わずそのデザインに目を奪われた。
「……入るか」
 武生は制服店のドアを開き、店の中に、その一歩を踏み出した。
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