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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2009-03

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体験入学 第二章終わりました~

 神無月です。
 これでとりあえず、『体験入学』第二章、承前の二児(つづきのふたご)は終わりとなります。応援下さった皆様に、改めて感謝をいたします。

 勘のいい方は気付いていらっしゃるかも知れませんが、この『体験入学』は、全四章構成です。起・承・転・結ですね。これからは急転直下の事態から、一気に結末に向かいますので乞うご期待。
 エリりんさん、このあとは今までの登場人物との絡みは少なくなってしまうので、その点はご期待に添えず申し訳ないのですが、次章は新たな登場人物による陵辱をお楽しみ下さい。

 次章では、第一章でちらりと仄めかされた「彼女」が登場します。
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体験入学 第二章(10)

(10)

 一五時三〇分から児童会長による学校紹介。
 大講堂に集まった児童・保護者併せて約一六〇人の前で堂々と話す悟の姿からは、つい三十分前まで彼がロンパースを着てはいはいしていたとはとても想像できない。
 いまの彼は、襟元と袖口に臙脂のラインが入った詰め襟の男子制服をきちんと着こなしている。肩まで伸ばした髪もきりりと結ばれ、逆に凛々しさを強調していた。毅然とした語り口調と穏やかな物腰で、気品さえ漂う姿だった。
「……以上が、本校児童に求められる資質であり、同時に、本校が児童に学業を教えるに当たっての基本的なスタンスとなります。本校は決して、優秀な学力を持つ児童を輩出しようということばかりを目的としているのではありません。それはあくまで、知的好奇心と想像力、そしてひとりひとりに備えられた個性を引き出すためのツールでしか……」
 最後にこの、校長並びに児童会長の話を聞けば、この体験入学は終わりである。
 大講堂をあとにしながら、、武生と翠は小声で話をする。いまはもう武生も「お仕置き服」から解放され、附属幼稚園の制服を着ているとはいえ、やはり最後まで他の参加者たちの注目を浴びていた。
「どうだった? 武生? 体験入学が終わって、正直な感想は」
「……散々だった」
 楽しそうに聞く翠に、武生は口をとがらせて答える。英語の授業での失敗から、「お仕置き服」への着替え。その格好で廊下をはいはいさせられたあげく、最後は小学生の少女二人から赤ちゃん扱いを受ける。散々だったとしか言いようがない。
 しかし翠は、彼女自身も不満な顔だった。
「でも今回、あたしはあまり参加できなかったしねぇ……みんなお姉ちゃんと、あの女の子二人に持って行かれちゃったから、つまんなかったわ」
「……そもそも俺がこうしてオンナノコしてるのは、全部酒匂が原因なんだけど? しかもこれで、大学への道は閉ざされたし……あーぁ、どこか遠くの県の大学受けるかな」
「でも何にしても、深山小学校は受験しないとね。英語難しいから、武生じゃ入れないかもよ?」
「入れなくていいよ、入れなくて……」
 二人は校門ではなく、小学校の一角にある駐車場に向かっている。学校への来訪者には、基本的に解放されておらず、それは体験入学の時でも例外ではなかったが、教師は利用ができる。駐車場にはいると、大きな青いワゴンの前に、ひとり茜が立っていた。
「さて行くわよ、二人とも。とにかく行きましょう」
 茜が運転席、翠が助手席、そして武生が後部座席に乗り込む。車を発進させながら、茜が言った。
「どう? 武生くん。児童会の人たち、いい子ばっかりだったでしょ? あんなお姉さんたちに囲まれて勉強するなんて、素敵じゃない?」
「少しも」
 武生は即答した。本当なら、この制服もさっさと脱がして欲しかったが、二人とも前の座席にいるし、だいたい着替えは翠の家だ。いったん彼女の家に帰らなければ、着替えることさえままならない。
「そういえば、今日はなんて言って家を出てきたの? まさか深山小学校の体験入学です、なんて言えないだろうし」
「ああ、友達と遊びに行くって言ってきた。変な言い訳するより、いつも通りでかけた、くらいのほうが良いだろうし」
「なぁんだ、つまんないの。ね、その制服のままで帰ったら、ご家族はどんな顔するかしら?」
「や、やめてよ。着替えさせてよ、本当に」
 翠の言葉に少し怯える。冗談のつもりで、本当にやりかねないのがこの姉妹の怖いところだ。茜はにやにや笑って、
「でも、妹さんがこの姿を見たらどう思うかしら? 確か妹さん、中学生でしょ? お兄さんが幼稚園の制服着ているって知ったら、ねぇ?」
「勘弁してよ……何言われるか判らないって」
 それでも、二人が武生の妹にわざわざ連絡をつけて、今日のことを話すとは思えなかった。話すつもりなら、一ヶ月の「特訓」の間にとっくに話しているだろうからだ。今日のことだって、茜の存在があったからこそ様々な恥辱を受けたわけで、そんな偶然がごろごろ転がっているとも思えない。
「今日の記念に、制服は持って帰りなさい。見つからないように部屋に飾っておけばいいわ」
「いりません」
「そういわないの、武生。持って帰らないと、宅配便で家に送りつけるわよ?」
 にっこり笑って脅迫する姉妹に、武生は首を振った。制服やら小物やらを入れたバッグを、どうやってごまかそう。そんなことを考える武生を乗せて、車は翠の家に向かっていった。

体験入学 第二章(9)

 どうも、神無月です。
 なんと、伏線に気付かれた方が現れました。あえて説明するような無粋なことはしませんが、今後の展開にご期待下さい。
 なお、今回は極微スカトロ注意です。苦手な方はご遠慮下さい。

(9)

 二人の少女の手によって、悟も、武生と同じ「お仕置き服」に着替えさせられ、おしゃぶりを当てられた。しかも悟のほうは大量におむつを当てられて、おしりがぷっくりと膨れている。
 全く同じ服を着た武生と悟を見て、由音は笑った。
「まぁ、可愛い。双子みたいね」
「本当ですね。さ、二人とも、積み木で遊んでいてね。双子どうし、仲良く遊ぶんですよ?」
 来夏がそういって、部屋の隅から積み木セットを運んでくる。その間に、由音は別室に消えた。
 目の前に積み木を置かれても、赤ちゃんをやめてから十年以上経つ武生には、どうすればいいか判らない。戸惑っていると、悟がにこにこ笑いながら積み木の一つを手にとって、頼りない仕草で床に積んでいく。
 なるほど、こうすればいいのかと、自分も適当に床に置いては、楽しそうに笑ってみせる。本当に、赤ちゃんになったような気分だ。それを見た来夏が、嬉しそうに笑う。
 確かにこれは、効果的な辱めだ。自分の目の前に、自分と同じ服を着て、自分と同じ仕草をする相手がいるのだ。つまりそれは、自分の姿を見せられているのと大差ない。しかも武生にとっては、相手は小学六年生であり、自分は高校三年生――自分の方がはるかに年上だというのも、いっそう羞恥心を煽った。
 不意に部屋の隅で、かちゃんと音がした。来夏は音のした方に近づき、壁に開けられたロッカーのようなスペースから、お盆を取り出した。上に載っているのは、給食体験で武生が食べるはずだったオムライスだ。どうやらこれが、先の会話に出てきた「二重扉のロッカー」のようだ。
 オムライスを見た途端、武生のお腹がぐぅと鳴り、彼は赤くなった。別室から何かを持ってきた由音が、それを聞いて笑う。
「あらあら、ゆずかちゃん、すっかりぽんぽんがすいたみたいね。ちょうどさとちゃんのおまんまもできたから、なかよく食べましょうね?」
「ぶぅ~!」
 おしゃぶりをくわえたまま、悟が嬉しそうに声を上げる。どうやらこれも、彼女たちから躾けられたものらしい。武生にとっては人ごとではないとはいえ、彼も大変そうだった。
 近づくにつれ、由音が持っていたものが見えてくる。それは、哺乳瓶だった。しかし中に入っているのは白いミルクでも、透明な水でもない。――黄色い、液体。
「はい、さとちゃんの飲み物よ。おいしくのみましょうねぇ」
「あ、まんまー、まぁ……」
 おしゃぶりを外されて、悟は声を上げて喜ぶ。哺乳瓶を受け取り、両手で抱えるように掴んで傾け、口を付けて飲み始めた。んぐ、んぐ、という音が響く。
 しかしその液体の色を見ながら、武生の頭にいやな想像が浮かんだ。あれは、まさか。そう思っていたとき、いつの間にか武生の横に座っていた来夏が、武生のおしゃぶりを外す。そしてにっこり笑って言った。
「だめよ、あれはさとちゃんの飲み物なんだからね。欲しければ、あとで来夏お姉ちゃんがつくってあげるわ。さ、ゆずかちゃんはオムライスですよ。来夏お姉ちゃんが、食べさせてあげますから」
 来夏は左手にオムライスを持ち、右手に子供用スプーンを持って、オムライスをすくう。「あーんして」といわれるのかと思っていたら、彼女はすくったオムライスを自分の口に入れて、咀嚼した。まさか。
 予感は的中し、来夏はよく噛んだオムライスを口に入れたまま唇を武生の唇に重ね、口の中のものを武生の口に押し込んだ。舌を使って念入りに自分の口の中をさらい、全部を武生の口の中へ押し込む。いわゆる口移しだ。
「うん~、むぅ~……」
 吐き出すこともできず、武生はそれを味わわされた。卵とケチャップライスの味。しかし何度も咀嚼されているために、唾液が混じって噛み砕かれた米の食感が気色悪い。
 少し眉をしかめた武生を見て、来夏が怪訝な顔をする。
「あらこの子、オムライスが気に入らないのかしら?」
「そんなこと無いわよ。だってさとちゃんはいつも、ミルクよりも口移しのほうが良いって言ってるし。ねぇ?」
 由音の言葉に、悟は「ミルク」を飲みながら肯いた。
 武生は確信した。彼が飲んでいるものはやはり「あれ」なんだ。確かに、「あれ」に比べれば唾液の混じった咀嚼物の方がマシだろう。武生は観念して、再び来夏の唇と、咀嚼物を受け入れた。

体験入学 第二章(8)

(8)

 「特別矯正室」は、校長室を抜けた次の間にある。この部屋の内部で行われることの一切は、児童会の自律に委ねられている。しかし無断使用や濫用を防止するため、校長室を通らないと入れない構造にしたらしい。
 部屋に入った武生がすぐに思ったのは、これがどう見てもベビールームであるということだ。中央には大きなベビーベッド。部屋にはサイズ別に、ベビーカー、歩行器や食事台が所狭しと並び、壁にはベビー服が掛かっている。洋服ダンスも子供用だ。
 さらに部屋の隅には、少女向けキャラクターのマットが敷かれたパステルカラーの学習机まで置いてある。武生たちが室内に入ったとき、ひとりの児童がそこで勉強していた。
 後ろ姿は女子児童。軽く茶色に染めた肩までの髪の毛に、可愛らしいリボンをつけ、臙脂のセーラー服を着ている。その子は振り向くと、少女二人を見てこう言った。
「あ、藤田副会長、鹿島書記。……その、おかえりなさい」
「ただいま戻りました、大庭悟(おおば さとる)会長」
 由音がにんまり笑って言う。悟と呼ばれたその子は、怯えたように身体をすくませた。名前からすると、男子児童だろうか?
「会長、書類の整理、終わりましたか?」
「ま、まだです、その、あともう少し……」
「ダメですよ、会長。こんなものつけて遊んでちゃあ。早く仕事してくださいね」
 会長、と呼びかけながら、二人は悟に対していささかの敬意も払っていない様子だった。由音は、学習机のチェアから立ち上がった悟に近づき、彼の臙脂色のスカートの前の裾をまくる。悟は小さな悲鳴を上げたが、手で押さえることもなく、大人しく、されるがままになっていた。
 めくられたスカートの下を、武生は見た。スカートの下には一糸まとわぬ裸の股間。剃ったのか、文字通り体毛一本まとっていない。そしてそこには少年の象徴が生え、ヘアゴムでくくりつけられたピンク色の球体が細かく震えている。そのコードの先端は、スカートの裾に挟み込まれていた。
 どうみても、大人の玩具だった。びくんびくんとペ*スを痙攣させながらも、悟は必死にローターからの刺激に耐えている。
「我慢してくださいね、大庭会長。まだこちらの方との挨拶も終わっていないんですから。っていっても、もうあらかた出ちゃってるみたいですけど」
 よく見れば、由音のまくっているスカートの内側に、べっとりと白い粘液が付いている。どう見ても、あれだ。
「まだ小学六年生なのに女児制服のスカートはいて、ペ*スにローターくくりつけられてアヘアヘしたあげく、ろくに自己紹介もできないなんて……本当に会長、変態の素質ありますね」
「そんな……あ、あ、あ……」
 由音の手が悟のスカートの裾にかかり、そこに挟まれたスイッチを操作する。ローターの震えがいっそう激しくなり、大庭の身体がのけぞりかけたとき、不意にローターの震動が止まった。寸止めだ。
 しかしローターの刺激が止まったので、悟は何とか挨拶できるまでに落ち着いた。
「は、あぁ、はぁ……あ、僕は、六年生の、はぁ、大庭、悟です。児童会長をやってま……すぅ!?」
「やってますじゃなくて、やらせてもらってます、でしょう? 会長」
 今度は来夏が、悟の背後からスカートをめくる。その指先は、彼のおしりを触る位置だ。
「私たちがもり立てて差し上げなければ、児童会長としての職務を満足に果たせない癖に、何をおっしゃっているんですか。全く、学年でもっとも成績優秀なものを児童会の役員にするという制度も、考えものですね。成績ばかりの無能者が入ってくるんですから。もっと多角的な視点から、優秀な児童を選任すべきでしょう。いま、そのことを校長先生に進言してきたところです。校長先生も、私たちと同じお考えのようでした。ただ、役員の選出を完全に児童の自治に委ねる点には反対のようでしたけれど」
「やぁ、やめて、そこ、指、挿れ……」
 来夏の手が細かく動くたび、悟は身をくねらせて喘ぐ。由音はそんな二人を見ながら、おしゃぶりをはめられて口をきけない武生のかわりに、彼を紹介した。
「まぁいいわ。大庭会長、こちらは体験入学で本校にいらっしゃった、竹尾ゆずかちゃんです。英語の授業で色々と粗相をされたそうなので、外部の児童としては異例のことですが、特別矯正室の使用が許可されました」
「は、はい。よろしくお願いしますね、柚川くん……ぁっ!」
 悟は、明らかに幼稚園児ではない武生を見ても、変な顔一つしなかった。自分自身、六年生の男子児童であり、児童会の会長でありながら、女子制服を着たまま下級生二人から性的陵辱を受け、玩具にされていることに引け目を感じていたのかも知れない。彼は来夏におしりを弄られて喘ぎながら、
「えっと……じゃあ、僕はもう……」
「いえ、まだ大庭会長の時間は継続しています。確か本日の一五時〇〇分まででしたか」
 来夏がわざとらしく、壁に掛かったキャラクターの時計を見て言う。由音はいいことを思いついたように、顔をほころばせた。
「ねぇ、大庭会長も、『お仕置き服』を着てくださいよ。そうすれば、双子の赤ちゃんみたいになりますから」
「そうですね。二人でというのも、よろしいでしょう。鏡のようなものですからね。ご自分と同じ格好をした人を見て、自分がいかに恥ずかしい服を着ているか自覚するのも悪くはありません。……さぁ、会長。着替えてください」
 ――こうして、世にも奇妙な「双子」が、ここに誕生した。

体験入学 第二章(7)

 神無月です。
 ちょうど休日で寸止めというのもあれなので、このあと夕方にもう一度更新します。

(7)

 その挨拶を聞き、前に立つ少女二人は鷹揚に笑った。おかっぱの子が笑いかけて、
「ゆずかちゃん、っていうの? かわいいわね。本当に。私は藤野由音(ふじの ゆおん)。五年生で、児童会の副会長をしているわ。よろしくね」
「よ、よろしくお願いします!」
 元気な挨拶ね。由音はそう呟いて笑う。
 隣にいた三つ編みの少女も、顔の印象そのままの、冷たく硬質な声で挨拶した。
「私は鹿島来夏(かしま らいか)。四年生で、生徒会の会計をやってるの。竹尾さんの、本校への来訪を歓迎するわ」
「よ、よろしくお願いします」
ここで二人の少女は、後ろのツインテールの子を前に押しやった。その子はやや舌足らずな口調で、自己紹介する。
「えっと、あたし、一年生の文月七菜(ふづき なな)って言います。生徒会で、書記をやってます。よろしくね、ゆずかちゃん」
「よろしくお願いします……」
 七菜の自己紹介を聞いて、翠がこう言った。
「あれ、文月って、たしか文月制服店って、あったわよね。あそこの店員の文月さんって、あなたのお姉さんかしら?」
「はい、あたしはあそこの子です。で、寧々(ねね)お姉ちゃんが店員さんをしてます」
「へぇ……」
 翠が意味ありげに、七菜を見る。七菜は身体を小さくした。
 ここで来夏が、茜を見た。
「さて。矯正服を着たゆずかさんをここに連れてきたと言うことは、あれですか?」
「ええ。あれよ。……校長先生、特別室の使用許可を申請します」
 茜が小山内校長を見て言うと、校長は、大きく肯いた。その時なぜか、七菜がびくっと肩をすくませた。
「英語の授業での不始末は、すでに酒匂先生からメールで聞いています。体験入学の児童に使用するのは異例ですが、当該児童は将来的にはこの学校への入学を希望しているとのこと。ならば暫定的に、本校の児童と同等の扱いも許されるでしょう。特別室の使用を許可します。しかし、別室の使用・管理は児童の自律的行動に委ねられます。酒匂先生であっても、教師は使用できません。どうするのですか?」
「あたしたちが使います」
 言ったのは、来夏だ。
「ゆずかさんが懲罰規定に違反していることが明らかならば、児童会のメンバーである、副会長と私の手に委ねてもらっても問題はないでしょう。すでに酒匂先生から、大まかな報告は受け取っていますし」
「そうですね。では、藤野由音、並びに鹿島来夏を使用者とし、柚川武生を被用者とする特別室の使用を、許可します」
 校長は一枚の書類を由音に渡し、彼女はそれに必要事項を記入する。それを校長に返すと、彼女は一通り目を通したあと、許可の印を押した。
「特別室の使用は二時間。……その分ですと、給食体験には出られそうにありませんが、仕方ないでしょうね」
「大丈夫です。休憩もかねて、特別室でとってもらいますから。……酒匂先生、給食は、特別室へ運んでいただけますか? 二重扉のロッカーから」
「ええ、判ったわ」
「七菜ちゃんは、今日はもういいわよ。お姉さんによろしくね」
「は、はぁい」
 七菜は頭を下げて、校長室をあとにする。それを見送った茜は、はいはいをする武生を見下ろしてこう言った。
「判ったわ。じゃ、よろしくね。……ほら、武生、先輩方について行きなさい」
「う、ぶぅ~……」
 またしてもおしゃぶりをはめられた武生はしゃべることもできずに、はいはいをしながら二人の方に近づく。そんな武生を導きながら、由音はこう言った。
「じゃあ、案内するわね。一切の学校からの干渉が排除され、児童会が独占的にこれを管轄する、特別矯正室へ」

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