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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2017-07

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強制女装考・小論

 ガンガンコミックスの「女装少年アンソロジー」、この日曜にやっと買ってみました。
 強制女装をテーマに小説を書いていて、今まで読んだことがなかったというのがあれなのですが。ここで、簡単なレビューみたいなものを書いてみたいと思います。最後に、ちょこっと感じたことなどをまとめてみて、「強制女装考」の一篇としたいと思います。

「ボクは妹のメイドさん」
 兄が妹のメイドにされるという、強制女装の王道的展開。最後は妹から……という展開も、王道です。

「プラナス・ガール1.5」
 非強制。ひばりくんをもうちょっと真面目にして、男の子としての自覚を与えた感じです。絵の質や人物表現などの完成度は、一番高かったような……。エロ無しのほのぼの漫画です。

「オトコの娘アイドル☆アキラ」
 こちらはまた強制女装小説の王道。男の子がアイドルデビュー+小学生制服という、素晴らしい展開です。

「ミックス・リリィズ」
 姉の代わりに女子校に行かされたあげくに百合を仕込まれるというこちらも王道展開。途中の百合プレイより、最後の一コマで男の子が着ていた服がどんなデザインなのかすごく気になりました(笑)

「きせかえっ子」
 園児服とかスク水とか、実際の着用シーンがあれば☆5だったのに……!

「おもちゃじゃないモン!」
 序盤に色々な水着を着せられるのが楽しいです。それ以後はおなじみの百合展開に。

 あと二作は非強制もので、しかも割と微妙なので割愛。
 基本的に、「シチュエーション自体はすぐに考えつくな」というバリエーションが多い作品でした。まぁ、偉そうに言っていますが、私の作品もそんなものですし、実際にはシチュエーションよりもそこで行われるプレイや、キャラクターの描き方が問題になるわけですが。その点、ありがちな中でしっかりとしたストーリーを展開させた「プラナス・ガール」が一番秀逸でしたね。

 さて。強制女装ものを読んでいて、女装少年ものでも王道展開が存在するのだな、と強く思いました。具体的には、
「女の子からの悪戯がクライマックスとして用意されている」
 と言うこと。つまり、女性からの擬似レズ行為に「受け」としての役割を与えられる。それも逆レイプのような激しい形ではなく、あくまで女の子同士の「いちゃいちゃ」でしかありません。

 これを見ていて感じたのが、こうした形でのプレイの底流には、「可愛い女の子からソフトに悪戯されたい、ペッティングを受けたい」という願望があるのではないかな、と。それも普通の男のままではなく「男でありながら少女の服を着せられ、少女のような外見になる」ことによって、外形上は可愛らしい擬似レズプレイでありながら、受けのがわに感情移入しうる素地を付加したものにしているのでしょう。

 そのため、この「強制女装少年」は、成人誌でショタものとして扱われる「女装少年」とは、かなり違っているんじゃないかなーと言うのが、私の印象ですね。「可愛い男の子が女装している」という外形要素は、極めて類似しているのですが。
 つまり、
 前者は男の娘に対して感情移入をし、女の子からいちゃいちゃされるのがゴール。
 後者は基本的に男の娘を犯す立場の男性に感情移入し、男の娘を犯すのがゴール。
 こんな印象を受けるのです。

 強制女装小説で「男性は絶対に嫌だ!」という人は、おそらく前者を好まれるのだと思います。あくまで最終的には、自分が女の子から虐められ、百合展開になるのを望んでいるのでしょう。つまり、いわゆる百合小説を男性に感情移入しやすくしたものであり、女装という要素をからめることで、より具体的に「女性から虐められるネコとしての立場」を確立する。そこに、こうしたジャンルの主眼があるのです。
 一方で、強制女装を好まれる方の中には「屈折した女性化願望の発露」ということもあります。つまり、「自発的に女装や性転換はしたくないが、それらに対して強い興味があるので、他者から強制される形で実現されたい」という願望です。こうした「女性化願望」の方ですと、前者の強制女装にくわえ、女性として男性から求められ、男性からのセックスを受けるのが最終的な目的になります。そうした方の中には、ここで挙げた「女装少年」モノに、男性から犯される「男の娘」の立場で感情移入される方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

 具体的な調査を取ったわけでもないので何とも言えませんが、私が自分のことも考え合わせると、強制女装小説に男性を求めるか否かを分ける境目は、こんな感じじゃないかな、と思います。

 ちなみに神無月の作品は、基本女性からのいちゃいちゃ……を経由・もしくはスルーして、ひたすら女性たちから揶揄され、恥をかかされ、虐められるという展開が多いでしょうか。そして最終的には、女装させられる自分自身を肯定する(『女装旅行』の場合は、羞じらいも残したままですが)ところでエンド、という展開が多いですね。『珈琲店』だけが唯一、自己否定で終わっています。
 ですから系統としては、前者の女性からのいちゃいちゃにSM的要素をくわえたもの、と考えて良いですね。そのうち男性モノも書きたいなーと思っているのですが……。

 長々述べてきましたが、要は「強制女装少年」モノ(水川様のサイト名とかぶって恐縮ですが)は、男性が百合小説を好むのに類似するところがある、ということです。そしてそうした方が、男性が登場するのを著しく嫌がるのではないか、という点。以上、合点していただけましたでしょーか。

 これはあくまで神無月の感じたことですので、他の方もご意見などどんどんお寄せ下さると嬉しいです。ではでは。
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強制女装考 第二回(3)


 第二回 女装の類型化(3)

 この一連の類型の中には、いわゆるショタコンとしての「女装少年」は入れていません。ここでいささか脱線になりますが、成人向けコミックの「女装少年」についても述べてみたいと思います。

 この女装少年の特徴はひたすら明快で、とにかく男に抱かれるための対象としか思えません。基本的に積極的にタチの男性に言い寄りますし、言い寄らないまでもタチの男性から求められればあっさり応じて、しかも出血もせずに受け入れています。
 具体的な例は挙げませんが、小学生としか思えない外見の少年に成人男性が挿入して、裂傷や出血どころか痛みを感じることもなく、ひたすらアンアン言っているところなどは、本当に少女のようです。また外見も、少女と区別がつかないような少年ばかりが主人公となります。

 これはわたしの偏見かも知れませんが、成人向けコミックにおけるショタコンはあくまで小児性愛の延長線上にあり、小児性愛の一類型でしかないと考えています。それが女の子に向けばロリコン、少年に向けばショタコンと呼べるわけですが、そのショタコンの一変形、あるいはロリコンとショタコンの中間点として、女装少年が存在するのではないでしょうか。
 様々に記号化されたキャラクターが登場するオタク文化の中で、ロリコン、ショタコンと並ぶものとして女装少年という分野が存在する。そう考えた方がよいかと思います。

 以上分類して参りましたが、サブカルチャー、性的嗜好としての「女装」を扱う場合の分類を少しまとめてみたいと思います。

女装(大枠としての括り)
 ・TS型女装
 ・TV型女装
 ・目的型女装
 ・強制女装
   ・仮性強制女装
   ・真性強制女装
 ・小児性愛的女装

 註をくわえますと、たとえばTV型女装であっても、それが人目につかない場所で行うに留まっており、かつ、その人が他人から女装外出を強制された場合には、「強制女装」に該当する余地はあります。また目的型でも、女装に嫌悪を感じるかどうかは個人差があり、この基準も絶対的なものではありません。
 以上の分類で、女装に関する用語の定義はできたかと思いますので、これをもって次回以降の考察の礎として参ります。

  * * *

 神無月です。
 次回作についてのお問い合わせがありましたが、は今のところ、やっと三回分を書き終えたあたりで、まだまだ構想も十分ではありませんので、あと一、二回は「強制女装考」で時間を稼ぐかたちになるかと思います。
 ただ、具体的な時期については未定です。もしかしたらこの大型連休に始まるかも知れませんし、もっとかかるかも知れません。

 ではでは。

強制女装考 第二回(2)


 第二回 女装の類型化(2)

 TS型女装少年では、女装に対して羞恥は感じません。すくなくとも、本人の心性と衣服のあいだには、何らの違和感もないはずです。
 しかし一方で、女性になりたいわけではないが、自ら好んで女装をするタイプの女装少年もいます。先に挙げた中では、(2)の類型です。自ら進んで女装をするけれども、男性としての自意識はしっかり持っている。こちらは異性装嗜好癖ですから「TV型女装」とでも呼んでおきましょうか。
 さらに(3)の類型では、女装というのは単なる必要に応じた手段と見なされます。そこに羞恥があるのかは別にして、自発的に女装しなければ、この類型と見なすことができますね。ここから先はもう性同一性障害の類型には入りませんので、これを「目的型女装」とでもしておきましょう。つまり何らかの目的があって女装するタイプです。水城晶くんは青野るりに近づくために女装をする。ヤマトタケルはクマソの首領を討つために女装をする。芸人は、芸の一環としてために女装をする。趣味や嗜好は関係ありません(……まぁ、最後の場合趣味が入っている場合もあるかも知れませんが)。
 他方、顕在的意識の上では女装に対して嫌悪を示しながらも、外部からの強制によってやむをえず女装をさせられるタイプの女装を、「強制女装」と呼ぶことができます(おお、やっと出てきたぞ!)。
 顕在的な、と言ったのは、いわゆる「強制女装」ストーリーの中には、顕在意識では嫌がっていても、潜在意識では女装に憧れていたり、あるいはすぐに「女性」としての生活に馴染む場合があるからです。そのため、これをさらに細分化して「仮性強制女装」「真性強制女装」に分けてみます。「仮性強制女装」は、いやよいやよも好きのうち、と言うタイプ。「真性強制女装」は、女装を心から嫌がっているにもかかわらず女装させられるタイプ、です。
 ここまで来ればお判りの通り、「強制女装SM」という分野は、最後の「真性強制女装」でしか成立しえません。例えば水川様の作品は、全て「真性強制女装」にあたるかと思われます。終始一貫して、女装に対して嫌悪、羞恥を感じていますから。また、わたしの書く話の主人公は、いずれも「仮性」と「真性」のあいだくらいでしょうか。さらに、元々は強制的に女装させられたのが、すぐに男性に言い寄られ、セックスして性感を覚えたりするのは、「仮性強制女装」にあたります。「強制女装~女にされる~」というサイトに掲載されている一連の作品群は、主にこれにあたるでしょう。
          (続く)

強制女装考 第二回(1)


 第二回  「女装」の類型化(1)

 さて、やや結論を急ぎすぎた感があります。そもそも「単なる女装」とは何か、「女装少年」とは何か、「強制女装」とは何か、定義もされていない状態では、読んでくださっている方も戸惑われることでしょう。ここで一度、まとめておきたいと思います。

 単なる女装とは、もちろん男性が女性の服を着ることです。スカートに限らず、例えば女物のブラウス、ジーンズ、肌着、さらには袴や浴衣まで、女物の服を着れば、それは女装になります。逆にキルト・スカートのように、スカートであってもそれが社会的に(または着用者の心理的に)男物であると認識されていれば、それは女装には含まれません。

 この「女装」には、本当に多くのケースが含まれるので、ここでは総括的な単語として用います。
 つまり、早乙女太一さんが妖艶な女形を演じるのも、江戸川コナンが犯人を追うために歩美と服を交換するのも、見苦しい中年男性芸人がセーラー服でテレビに姿を見せるのも、美少年が股を開いて男を誘惑するためにひらひらのベビードールを着るのも、全てひとくくりに「女装」です。美醜も必要性も問いません。

 次に、このカテゴリを細分化します。
 大空ひばりくんや宮前拓くん、あるいは性転換をされるNHの方のように、自分の性別は女であると認識し、男性が好きで、女性の服を着ているのが自然であると認識しているタイプの女装少年もいます。渡良瀬準のように、18禁ゲームに登場する準ヒロイン的立場の女装少年にも、このタイプが多いような気がします。これを仮に、「TS型女装」としておきましょう。TSとはTrans Sexual、つまり自己の肉体の性に対して違和感を感じる、性同一性障害の類型の一つです。

 ──性同一性障害についての類型を引用する以上、これについても若干の補足をしておきましょう。やや古い知識になりますが、ご了承下さい。
 まず、人間は自己のイメージとして、自己同一性Identityというものを持っています。それは自分の名前、民族、国籍、性格など多岐にわたりますが、このうち性別に関わる者を性自認Gender Identityと呼びます。性同一性障害という状態は、この性自認が肉体の性と異なる状態で、結果として自身の肉体や、社会的に与えられる役割に違和感を覚えます。これは状態の程度に応じて、自己の肉体に違和感を感じる“TS(Transsexual)”、社会的違和感を感じる“TG(Transgender)”、単に異性の服を嗜好する“TV(Transvestite)”に区分されます──

 TS型女装の場合、自分は女性であると信じており、かつ肉体が男性であるがゆえに齟齬が生じるのであって、その人が女性の服を着るのは、むしろ自然なことにあたります。ですから、彼らが女性の服を着ていることをもって女装と呼ぶことはできない、と考えられます


          (続く)

  * * *

 コメント、どうもありがとうございます。
 神無月の描く男性(タチ)は、基本的にワイルド&筋肉質です。神無月にとっての理想の男性(爆)ですから。
 FC2小説に掲載しているBL小説「敗北宣言」でも、ワイルド(というよりデンジャー)な少年が登場します。こちらも女装少年が出てきますので、興味がある方は読んでみてくださいな。

 ではでは。

強制女装考 第一回(3)


 第一回 女装について(3)


 いくつか例が出そろったところで、女性化願望度に応じて類型化してみたいと思います。もちろん、類型化という作業自体が、本来ならばそれぞれ異なるものを恣意的な基準を設けて区分する行為ですから、一概に当てはめるのは危険ですけれど、それでも一定の指標にはなるかと思います。
 なお、タイプの後に例となる人物を挙げています。いずれも一時的女装ではなく、作品全般にわたって何度も女装を行うキャラクターです。
 1.自ら進んで女装し、女性化願望、あるいは女性としての意識を持っているタイプ。
 大空ひばり、章姫一期、宮前拓
 2.自ら進んで女装するが、男性としての意識は持っているタイプ。
 白原充(少女少年Ⅳ)、桜坂光、ドリアン・レッド・グローリア伯爵
 3.必要に迫られて女装するが、女装に対しては嫌悪を示さないタイプ。
 少女少年の主人公全般、姫川基、河野亨(プリ・プリ)、四方谷裕史郎(同)
 4.女装に対して羞恥・嫌悪を示すタイプ。
 豊美琴(プリ・プリ)
 この辺りですか。
 ここまで来ましたが、中には「おやっ」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうです。成人向けコミックにおける、いわゆる「女装少年」が抜けています。これについての考察はまた後回しにしますが、成人向けコミックに言う「女装少年」は、仮想少女としての役割を与えられているだけで、「少年」性に乏しい。ひどい言い方をすれば、全ての作品がそうだとは言いませんが、キャラクターが弱く、いかにも青年向けコミック的な「男性から犯される」だけのキャラクターしか与えられていないようにさえ感じるのです。

 さて、ここまで列挙してきたのは、いずれも「女装少年」という呼称でくくられるカテゴリであって、強制女装には当たらないものばかりです。強制女装であれば、上に挙げた類型のうち(4)に当たるのですが、そこに挙げられているのは豊美琴ただ一人。いちおう「強制女装」と言えなくもないですが、これでは普遍化のしようがありません。しかも彼の場合、というか「プリ・プリ」という作品の場合、前述の通り女装は二次的なものに留まっているので、そこから「強制女装」に関する何かを引き出すのは、いささか無理があります。
 勢いで「女装少年」について語ってしまいましたが、本筋であれば、まずは「強制女装」についての定義をしてからと言うのが順番でしょう。そこで、次回からは「強制女装」とはなにかをもう一度定義し直します。その上で、今回語った「女装少年」について振り返ってみる形をとりたいと思います。
(タイトルと内容がずいぶん違いますが、とりあえず「導入部」と言うことでお許し下さい)

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